2011年10月19日
ブラジリアンが世界のサーフィンを席巻する日
昨日終了したWTの第9戦、ポルトガル大会。まるでハワイのパイプラインと見まごうばかりのチューブ波でした。ポルトガルにこんな波が立つなんてね、知らなかったでしょう。
で、優勝したのは...
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エイドリアーノ・デ・ソーサ(23歳)です。前回のガブリエル・メディーナ(17歳)に続き、これでブラジル人が2連勝したことになります。新興国ブラジルは経済成長率において世界先進諸国を追い抜く勢いですが、サーフィンはそれを凌ぐ感があります。
ブラジルのスポーツといえば、ご存じサッカーと自動車レースです。貧しい家庭の子はサッカー、裕福な家庭の子はカートレーシング、というのは昔から変わっていません。あのF1界の貴公子アイルトン・セナは典型的な後者でした。
で、ここにきてサーフィンというのはいったいどっちの家庭に育った子供たちなのでしょう。日本でサーフィンをしているのは比較的裕福な家庭の子たちですね。サーフィンはひょっとしたらゴルフよりお金がかかるかもしれません。ゴルフには奨学金制度なんかがあって社会的にも優遇されていますが、サーフィンにはありません(宮崎にある南九州大学ではサーファーを支援する制度があります)。
おそらくブラジルでもサーフィンをしているのは裕福系の子供たちでしょう。ブラジリアンの台頭は、ブラジルという国が経済成長している証(あかし)の一つなのでしょう。良い波に恵まれ、そして経済的にも恵まれている。世界のトッププロを生み出す土壌が揃ってきたのです。
Posted by Tsuyoshi at 22:17
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