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テイクオフ成功の法則

2013年08月11日

この執念は何なのか ~ JPSA第3戦の総括











伊良湖で開催されたJPSA第3戦は大野マー選手が優勝。これで今年のJPSAは開幕からマーの3連勝となり、他の選手全員が置いてけぼり状態となっております。上はセミファイナルで6.25を出した演技。

しかし、実は今回も非常にヤバい状況を奇跡的に乗りきっての優勝なのであって...


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この執念は何なのか ~ JPSA第3戦の総括

これはマーが危なかったセミファイナルのスコア。いきなりスタートのホーンと同時に6.25を叩き出し、誰もがマーのファイナル進出を確信したはずです。ところがヒート中盤あたりから加藤嵐プロと田中英義プロに追い上げられ、あっという間に3位に転落したのです。


そのときマーが2位に浮上するために必要だったのは4.5ポイント。そのポイントなら大丈夫だろうと思って見ていたら、残り時間が5分ほどになったときにアクシデント発生。それは絶体絶命の大ピンチ。なんと、マーが加藤プロに対して妨害行為(前乗り)をしてしまったのです。


マーが妨害行為(インターフェアランス)をしてしまうなんて。あのマーがですよ。いつも冷静なマーが焦っていたのです。信じられないことですが、それは間違いありません。どうしてJPSAごときで焦る? もう2勝もしていて、ここで敗退しても大したキズは負いもしないのに。


妨害行為をするとペナルティとしてベスト2スコアの2番目が取り消しになります。というわけでマーが2位になるのに必要なポイントは7.25となってしまったのです。あ~、もうダメだ! 私はそう思いました。残り時間はもう3分もなかったし、もし時間がたっぷりあったとしてもあの波で7点を超える演技はいくらマーでも難しかった。


が、しか~し。な、なんと...ヒート終了のホーンと同時に乗った波のポイントが


7.50


この最後の演技を終えると、これでどうだ~!と言わんばかりに全身を震わしていました。マーのその恐ろしい形相を見たジャッジが心理的に影響を受けたとしても不思議はありません。










マーの執念を見ました。ものすごい執念。なんなの?いったい。マーにとってJPSAへの参戦は休息、もしくはリハビリだったはず。JPSAで燃え尽きてしまうんじゃないかと少し心配になりました。


さて、一方で女子の結果ですが、ハワイ在住の前田マヒナが再び登場して優勝をかっさらいました。

この執念は何なのか ~ JPSA第3戦の総括

優勝インタビューを受けるマヒナ。両親は日本人ですが、日本語はぜんせん話せないみたい。今回はスポンサー推薦ということでシード扱いになっていました。ハワイではスポンサーが付かなかったようですが、どうやら目出たく日本のスポンサーが付いたようですね。









ついでですが、この小波のJPSAと同じ時間にバリで開催されていた試合。会場はバリで最も危険とされるパダンパダンです。










あまりの波の違いに戸惑いました(笑)。

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