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テイクオフ成功の法則

2012年07月25日

ぐぁんばれ月刊サーフィンライフ

サーフィンライフ8月号、もうご覧になったでしょうか。まだの方は⇒クリックで確認!

いえ、特に8月号がどうという話ではありません。中身はいたっていつものサーフィンライフ誌なのですから。タイトルの「ぐぁんばれ...」というのはその昔、風前の灯(ともしび)だった週間平凡パンチに対して週間プレイボーイがエールを送ったときのフレーズなのです。


で、どうして今回そのフレーズを持ち出したかといいますと...

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このままでは存続が危ないと思うからです。あまりにも内容が薄く、いかにも手抜きしている感がありあり。月刊誌として生き残っている唯一のサーフィン専門雑誌だけに、他人事ではいられない心境です。


どんな人が編集しているのか私には知るよしもありませんが、想像するにサーフィン業界ではそこそこ顔のきく人たちなのでしょう。それはそれでけっこうなことですが、見方を変えれば「だから当たり障りのない記事しか書けない」という事態にもなりかねません。


このネット社会において紙媒体である雑誌が生き残っていくには、ネット上の専門サイトに負けない強い個性を持った記事を発信していく必要があります。これまで培った業界のコネを最大限にいかし、極秘クラスの情報収集と徹底した取材を行うのです。













たとえば6月上旬に韓国チェジュ島で行われたASP大会ですが、同誌の記事を見ると結果だけの報告に留まっています。そんなもの、ネットでは大会と同時進行で配信されました。完全に怠けているとしか思えません。1か月遅れでネット記事のコピペなのですから。



ここではもっと鋭く突っ込みを入れた記事を書いてほしかったと思います。日本のトップオブトップのプロ選手たちがほとんど全員出場したにもかかわらず、なぜ無名の外人選手に負けてしまったのか。しかもまだ18才という新人選手でした。その敗因と今後の課題を気合を入れて書いてほしかったのです。ファンはそういった記事が読みたいに決まっています。














同誌の編集者には危機感というものがないのでしょうか。どうして他のサーフィン雑誌がバタバタと廃刊に追い込まれていったのか、真剣に考えている人はいないのでしょうか。


パンチのきいた記事が書けない理由については、おそらく上に書いたことが原因でしょう。業界の慣れ合い体質です。個人の名前を取り上げて批評をすれば、これまでの友達関係にヒビが入ってしまいます。そしていつかどこかで会ったときに嫌なムードになるかもしれません。


そういうことだと思います。しかし、そんな風潮があるのはサーフィン業界だけです。他のスポーツ選手はマスコミに叩かれまくっていますから。叩かれて叩かれて、血を吐きながらのしあがっていく世界。それがプロスポーツの世界です。ウサイン・ボルトの強さの秘密を探ったNHK番組で、彼もまたそんな一人だったことを知りました。生まれながらの天才だと思っていたのですが、実は壮絶な過去があったのですね。














ぐぁんばれ月刊サーフィンライフ。付録のDVD見たさに雑誌を買う人なんか、もういません。動画もネット上に溢れていますから。ファンは何を望んでいるのか、どんな記事を読みたいと思っているのか。ちゃんと考えてみてください。


ぐぁんばれ月刊サーフィンライフ

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