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テイクオフ成功の法則

2012年06月27日

オノマトペをやってみますか



国籍はUSAですが、たぶん両親が日本人であろう五十嵐カノア君(14歳)がトラッセルズで開催されたUSAチャンピオンシップ(アンダー18)で優勝しました。これは歴代の最年少記録だそうで、とてもすごいことです。昨年の優勝者であるコロヘ・アンディーノは今年WT選手になっていますので、もしかしたらもしかしますよ。なお、上の動画にはカノア君は登場していません。


オノマトペをやってみますかところで話は変わりますが、オノマトペを知ってますか。テレビ番組「ホンマでっかTV」で藤野良孝さんが世に知らしめたアレです。日本語で言うところの擬音...

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今日のNHK番組「ためしてガッテン!」でもこのオノマトペが紹介されていて、それが驚きの内容だったのです。「スーッ、ガー!」というかけ声とともにゴルフスイングすれば飛距離が10パーセントも伸びるというのですから。藤野良孝さんは男子ハンマー投げの室伏選手に投てきのときの「雄たけび」を指南した人だそうで、それを聞けば今回の話がまんざらウソではないということがわかります。


その理由は二つあって、まずは声を発することで邪念が飛ぶということ。そしてもう一つがとても重要で、音は運動神経をつかさどる小脳にダイレクトに届くのだそうです(これに対して視覚情報は大脳を経由して小脳に伝わります)。このとき一気にパワーを炸裂させるには母音が「あ」の音がよく、「ダー!」とか「ガー!」と声を発するのが最も効果的なのです。


というわけで、これをサーフィンに活用しようとした場合どうでしょう。どこで使えると思いますか。ボトムターンからトップに上がって...そして強烈なリッピング。やっぱりここでしょうね。















オノマトペをやってみますか

昨日の写真ですが、彼のお母さんがブログに書いています。「私はYESKOさんではありません」と。大変な勘違いをしていました。申し訳ありません。


そして、なぜ彼が急激に上手くなったかも書いてくれています。


何回も何回もスローモーションで見直して、目線が違うってことに気づいたんです。今まで、Rioは常に波を見ていたんだって。でも、それだとなんか力のないリッピングだったの。


じゃぁ1回、目線を波から離して足元を見てみようって試してみました。そしたら、確実に力強くなったんです。でも、本人曰く、それだと難しくて次の動作に遅れが出てしまうらしく…


でもでも、それって練習すれば全然克服できるでしょう…ってことになって練習をしました。今ではその動作もスムーズにできるようになりつつあります。まだまだ鋭角リップはできませんが、前よりは確実に力強くなりました。そして、次にバックサイドのリバースもできるようになったんです。



なるほど...そうですか。こうした現場の声を聞く機会はなかなかありませんので、とても参考になります。サーフィンの基本は「波をしっかり見ること」であり、そのときの姿勢も重要です。しかし技の一瞬一瞬ではそのセオリーを無視することも、これまた重要です。マニューバラス(攻撃的)であればあるほど、そしてコンペティティブ(競技的)であればあるほどです。


つづく...

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